開校のきっかけ

ようこそ!お馬の小学校へ(^^)
このHPはヨッシーの競走馬牧場勤めの経験や管理人あこの乗馬経験から乗りやすく少しでも多くの人に可愛がってもらえる馬を増やしていこうとはじめた乗用馬(初期調教)専門の育成場です。

育成場といっても名ばかりで普通の一軒家に多少広い土地がありそこに放牧地を作り大きな物置(60坪)の中に2頭分の囲いを作って厩舎代わりにしています。乗る場所は敷地内、近所の牧草地、畑の使っていない部分の直線、付近の林道など自然を生かし馬の筋肉を作るのには最適な環境です。

現在多くの競走馬が処分されています。競馬関係者の間では昔は競走馬の行方についてはタブー視されていました。今でもそうです。

でも私たちは何とかして処分されてしまう馬を1頭でも多く減らしたいと思っています。最近は馬の養老牧場といったところで預かってもらう幸せな子もいますがそれはほんの一握り。実際に預かるというのは頭数に限りがあります。私たちの家はそれほど大きくはなく馬のために開けてあげられるスペースはせいぜい2,3頭がいいところだと思います。

そんな私たちなりの方法が育成場なのです。私たちの方法では未調教の馬は長くて3ヶ月(短くて1ヶ月)もあれば普通の乗馬をするのにはまったく問題がなくどの馬も同じように機敏に、一定したリズムで動くようになります。また、初心者でも安心して乗れる馬に育て上げています。

元競走馬でも同じです。ただ彼らの場合はここに来るまでの間にどんな経験をしてきたかがわからないことのほうが多いのでどれだけの時間がかかるのかはわかりません。

主にしつけ、馴致、初期調教が私たちのメインです。なぜなら、馬の一生においてこのとき教わったことが一番重要でありその後の扱われ方にも確実に影響があるからです。ですから私たちはあえて馬場馬や障害馬を作るつもりはありません。その部分までいくためにも初期段階の調教がもっとも大きな影響を与えるからです。はじめの一番重要な下地を作り上げただけでその馬を乗りやすいとおもってらえます。そしてその馬をほしいと思う人が現れてくれればいいのです。

馬場をやる人、障害をやる人、外乗をする人、ウェスタンをやる人、草競馬をする人すべての人たちにこれから自分で仕込んでいくという楽しみのある馬にしています。経験の少ない人でも必ず満足してもらえます。文章だけではわからないのは当たり前、もちろん興味を持った方はぜひ乗りに来て試してみてください。今まで多くの方に私たちの育てた馬を気に入ってもらいました。まだこのような稼業をする以前観光牧場の馬たちをしつけなおし調教したときもたくさんの方に
「いつもは馬に乗ったら強く蹴らないと動かなかったけどこんなに楽に乗れるんだ! 」と言って頂く度に私たちの作戦は成功したと思いました(^^)道産子でもサラブレッドでも同じ扶助で軽やかに動きます。

ここでは馬は常時1頭しか扱いません。私たち人間を理解してもらうためにも馬に私たちだけを見ていてほしいからです。群れている馬は調教などのとき他の馬から放された不安でこちらのやろうとしていることに対して集中できません。少しでも多くのことを覚えてもらうためにあえてそのようにしています。

調教が大体一区切りついても新しいオーナーが見つからない場合はもちろんうちに置きます。その間は別の馬も入れることはありません。たった1頭ずつではありますが確実に不幸な馬を増やしたくないのです。

我が家に来てこれから長い馬生を送るために小学校(ほんとは幼稚園?)に入学してもらうのです。無事素敵なオーナーさんが見つかったときが彼らの卒業です。

長文の挨拶になってしまいましたが最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。


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